前髪を上げるメンズヘアで印象激変!似合わない理由とプロ直伝セット術
一方で、ネット上やSNSのコミュニティでは「自分は顔のパーツが良くないから似合わない」「額を出したら大失敗した」という嘆きが散見されます。しかし、現場のカット技術を検証すると、前髪を上げるメンズが似合わない理由の大半は顔立ちそのものではなく、「骨格とのバランス設計のミス」に起因していることが判明しています。
典型的な失敗例として挙げられるのが、前髪を頭皮に対して垂直(90度)に真上へ立ち上げてしまうパターンです。前髪を垂直に上げすぎると、顔全体の縦ラインだけが過度に強調され、顔立ちから浮いた印象を与えてしまいます。特に注意が必要な2大骨格タイプについて、プロが実践する克服法を整理しました。
まず、生え際の後退や広さを懸念する人向けのおでこが広いメンズの前髪セットでは、前髪全体を上げるのではなく、黒目の外側から上の毛束だけをリフトさせ、剃り込み部分やサイドの生え際には毛先を少し残す「扇形リフト」が極めて有効です。生え際の境界線を曖昧にぼかすことで、額の広さをカバーしながら自然な爽やかさを演出できます。
次に、縦の比率が気になる男性に向けた面長に似合うアップバングのコツは、トップ(頭頂部)の高さを抑え、前髪を斜め方向へ流しながらサイドに適度な横幅を持たせる「ひし形シルエット」を作ることです。頭頂部を過剰に盛らず、視線を横へ分散させる設計を取ることで、面長特有の大人っぽさを洗練された知性へと昇華させることが可能です。