シロツメクサの冠の作り方徹底解説!途中で千切れない編み方の極意
ここでは、最も失敗が少なく道具も一切不要な「一本巻き込み法」をベースに、最後まで絶対に崩れない決定的な作り方をステップ・バイ・ステップで解説します。
ステップ1:花と茎の下準備(摘み取りと選別)
まずは公園の群生地から、花が完全に開ききって茶色く変色していない瑞々しいシロツメクサを摘み取ります。このとき、親指と人差し指の爪を地表すれぎりの根元に当てて引き抜くのがコツです。茎の長さは最低15cm、できれば20cmを目指してください。採取後、茎についている余分な三つ葉はあらかじめ2〜3枚残して取り除いておくと、編み目がごわつかずスマートに仕上がります。
ステップ2:編み始めの土台作り(2本の交差)
もっとも太くしっかりしたシロツメクサを1本選び、左手に水平(横向き)に持ちます。これが冠の「芯(ベース軸)」になります。次に2本目のシロツメクサを右手にとり、1本目の花のすぐ右横に直角(十字)になるよう手前から重ねます。
ステップ3:巻き付けと軸への統合(ルーピング)
2本目の茎を、横軸の茎の後ろ側をぐるりと通して手前に回し、自分の花(2本目の花頭)の右側から手前に折り下げます。折り下げた2本目の茎は、1本目の横軸の茎とピタリと重ねて右方向へ流します。これで横軸が「2本重なった状態」になります。この動作を繰り返すことで、軸となる茎の束が徐々に太くなり、冠全体の強度を生み出します。
ステップ4:等間隔での編み足し
3本目以降も全く同じ動作を繰り返します。新たな花を、直前の花と隙間が空かないようギュッと詰めて配置し、茎を束ねた軸の後ろから回して手前に倒し、軸に合流させます。長くなった古い茎の先端が飛び出てきたら、編み目の内側に指先で軽く押し込むか、自然に巻き込んで隠していきます。子どもの頭のサイズに時折合わせながら、頭囲より約2〜3cm長めになるまで編み進めるのがポイントです。
ステップ5:花冠最後の留め方(絶対にほどけない返し留め)
編み終わりを輪っかにする工程こそが最大の関門です。ここで焦って端と端を結ぼうとしてはいけません。以下の「返し留め(ロッキング)」を行えば、道具なしで頑丈にロックされます。
- 編み始めと終わりの合流:冠の両端を持ち上げてサークルを作り、編み始めの「第1号の花」の真後ろに、編み終わりの花を重ね合わせます。
- 隙間への通し込み:編み終わりから伸びている余り茎(3〜5本程度束になっているもの)を、編み始め部分の花と花の間の固い編み目の隙間に、上から下へ向けてしっかりと押し込みます。
- 反対方向への折り返し(返し留め):押し込んで下から出てきた茎の束を、今度は下から上へ、隣の編み目の隙間に「ジグザグ」に潜らせて引き抜きます。摩擦抵抗によって、これだけで外れなくなります。
- 余分な茎の処理:どうしても飛び出る茎の末端がある場合は、編み込みの裏側に沿わせて指で馴染ませるか、爪先で軽く摘み切れば完成です。