頭に巻くスカーフで失敗しない!おばさん見え回避と最旬巻き方
ネット上の簡易動画などでよく見られる「角を折って後頭部で結ぶだけ」という手法は、実は最も事故率の高い巻き方です。これこそが三角巾にならないスカーフの結び方を求める読者を苦しめている元凶といえます。
四角い布を対角線で半分に折って三角にし、頭をすっぽり覆って後ろで結ぶスタイルは、映画『ローマの休日』のオードリー・ヘプバーンのような極小フェイスと彫りの深い顔立ちでなければ成立しにくい難関スタイルです。アジア人の骨格でこれをそのまま行うと、確実に「調理実習の給食着」や「伝統的な防寒具」へと着地してしまいます。
もし三角形のドレープを活かしたスタイルに挑戦したい場合は、以下の2つの盲点を是正してください。
第1に、三角形の頂点を完全に隠すことです。垂れ下がった三角の布端が背中側にピラピラと露出していると三角巾見えが加速します。結び目を作った後、余った三角の先端を結び目の内側にしっかりと巻き込み、コンパクトなシルエットに収めるのがプロの現場の鉄則です。
第2に、素材の硬さの排除です。パリッとした糊の効いたコットンで三角巻きを行うと、角がツンと立って作業着感が出ます。落ち感(ドレープ性)の高いシルクスカーフ頭巻き方を選択し、頭の丸みに沿って布地をとろりと馴染ませることで、優美なヴィンテージルックへと昇華させることが可能になります。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
スカーフヘアアレンジは強力なアクセントになる反面、個々人の顔型やライフスタイルによって向き不向きがはっきりと分かれます。自身の適性を見極めた上で取り入れてください。
【積極的に取り入れるべき人】
・シンプルな無地Tシャツ、白シャツ、デニムなどミニマルな服装が多い人(スカーフが1点豪華な主役になり、手抜き感を即座に払拭できる)
・面長や卵型の輪郭を持ち、横方向に適度な視線誘導を作りたい人
・忙しい朝にヘアアイロンで巻き髪を作る時間がなく、素早くまとめ髪を作りたい人
【導入に慎重になるべき人・対策が必要な人】
・柄物のワンピースやフリル付きトップスなど、装飾性の高い服を好む人(情報過多になり、一気に古臭い印象に転落するため、無地の細幅スカーフに限定すべき)
・極端な丸顔でフェイスラインを出したくない人(幅広のターバン巻きは顔の横幅を強調するため、細幅のカチューシャ巻きにしてトップに高さを出す工夫が不可欠)
・多毛かつ硬毛で頭部が膨らみやすい人(事前にヘアオイルをしっかり揉み込み、タイトにベースを整えてから巻く下準備が必須)