蛾と蝶の違いとは?生物学が暴く驚きの真相と決定的な見分け方
Q1:室内に飛び込んできた昆虫が「蝶」か「蛾」か一瞬で見分けるには?
A1:最も手軽な判別法は「静止したときの触角の形状」と「羽の閉じ方」です。触角の先端がマッチ棒のように丸く膨らんでいればチョウ、糸のように先細りしているかクシ状になっていればガです。また、羽を背中側にピンと立てて閉じていればチョウの可能性が極めて高くなります。
Q2:毛虫と芋虫は、将来必ず「蛾」と「蝶」に分かれるのですか?
A2:厳密なルールではありません。刺毛や毒針毛を持つ「毛虫」の多くはガの幼虫ですが、チョウの幼虫にもタテハチョウ科のようにトゲ状の突起を持つものがいます。また、毛のないつるつるした「芋虫」の代表であるシャクトリムシやスズメガの幼虫はガに成長します。「毛虫=蛾、芋虫=蝶」という分類はあくまで大まかな傾向です。
Q3:もし蛾の鱗粉が手や顔についてしまったらどう対処すべき?
A3:擦らずに流水と石鹸で優しく洗い流すのが鉄則です。多くのガの鱗粉は無害ですが、擦り込むと皮膚の毛穴に入り込んで物理的な刺激を与えることがあります。もしチャドクガなどの有毒種が疑われる場合は、擦ると毒針が皮膚の奥へ刺さり込むため、粘着テープなどで表面の毛をそっと除去してから強い水流で洗い流し、皮膚科を受診してください。