飛鳥涼薬物事件の真相と現在|逮捕の経緯から復帰への軌跡を徹底検証
2014年8月28日、東京地方裁判所第422号法廷。ASKAの初公判には、わずか数十席の一般傍聴席を求めて数千人規模の希望者が炎天下の霞が関に長蛇の列を作りました。黒いスーツに身を包んで証言台に立ったASKAは、起訴内容について一切の弁解をせず、小さな声で「間違いありません」と罪状を認めました。
飛鳥涼の裁判証言において特に注目されたのは、覚醒剤に対する歪んだ認識と後悔の念でした。「最初は疲労回復や仕事に集中するための薬という甘い認識だった」「薬物の危険性を理解していながら、自分の意志では断ち切れなくなっていた」と語り、二度と薬物には関わらないと誓いました。一方で、共に逮捕された栩内香澄美被告が無罪を主張し「ASKA氏が使用していたとは知らなかった」と供述したことに対し、ASKAは法廷で彼女の関与を否定しようとするなど、最後まで複雑な庇護意識を覗かせる場面もありました。
2014年9月12日、東京地裁は懲役3年の求刑に対し、懲役3年・執行猶予4年(求刑通り懲役3年、執行猶予4年)の有罪判決を言い渡しました。裁判長は「長期間にわたり常習的に薬物を使用してきた依存性は顕著であり、社会的影響も極めて大きい」と指弾しつつも、被告が罪を認めて反省の弁を述べていることや、家族の監督体制が整っていることを考慮して執行猶予を付した理由を説明しました。この瞬間から、執行猶予期間満了を目指すASKAの過酷なリハビリと再起への生活が始まったのです。