一青妙の現在と結婚の噂は?歯科医・女優・作家の素顔と波乱の半生

一青妙の現在と結婚の噂は?歯科医・女優・作家の素顔と波乱の半生について知っておくべき ポイントを厳選して解説いたします。

一青妙のアイデンティティと創作活動の根幹にあるのが、その壮絶かつドラマチックな家族史です。家族構成は父・母・妙(長女)・窈(次女)の4人家族でした。

父親である顔恵民(がん・けいみん)氏は、台湾の五大名門財閥のひとつに数えられ、九份(きゅうふん)の金鉱・炭鉱開発で莫大な富を築いた「基隆顔家(きーるんがんけ)」の嫡男でした。戦前の日本統治下で育ち、早稲田大学鉱山学科を卒業したエリートでしたが、戦後の台湾における激動の政治的混乱(228事件など)の時代を生き、日本と台湾の間で引き裂かれるような複雑な苦悩を抱えていました。

母親の一青カヨ氏は石川県出身の日本人であり、顔恵民氏と出会って結婚。台北市で妙と窈を育てました。妙が11歳(小学5年生)の時に一家は日本へ生活拠点を移しますが、父・恵民氏は家族を残して単身台湾へ戻ることが多くなり、妙が中学生の頃に癌のため他界。残された母・カヨ氏もまた、妙が昭和大学歯学部に在学中の20代前半の時に癌で先立たれました。

若くして両親を相次いで看取り、妹の窈と2人で生きていくことを余儀なくされた経験は、一青妙という人間の精神的支柱を形作ると同時に、後の作家活動への決定的な契機となっていきました。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。