キュウリのネット張り方決定版!一人でピーンと張る裏ワザと風対策

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ネットの張り上がりを決定づけるのは、土台となるキュウリ支柱の立て方です。キュウリ栽培で採用される支柱構造は主に「合掌式(A字型)」と「直立式(スクリーン型)」、そしてベランダ等で使われる「あんどん型」に大別されます。それぞれの特性を理解せずに設置すると、盛夏を迎えて葉が生い茂った段階で思わぬ倒壊事故を招くことになります。

畑で最も推奨されるのがキュウリネット張り方の合掌式です。畝の両側から斜めに差し込んだ支柱を頂点で交差させ、中央に通した横通し支柱と結束します。この三角形のトラス構造は物理的に極めて高い剛性を持ち、地上部の葉が「緑の壁」となって強風を受け止めた際にも、風圧を下方向の推進力へと分散させる特徴があります。畝幅が80〜100cm程度確保できるのであれば、迷わず合掌式を選択するのが豊作への近道です。

一方、市民農園の区画制限や家庭の裏庭などスペースが限られる現場では、キュウリ支柱直立式の作り方が重宝されます。1列の畝に対して垂直に支柱を立て、ネットをカーテンのように張る手法です。直立式は通路を圧迫せず、株元への日当たりや風通しを最大化できる反面、横風に対する耐久性が構造的に脆いという弱点を抱えています。そのため、直立式を採用する場合は、支柱の太さを通常の16mmから20mm径へとランクアップさせ、両端に45度の角度で斜め控え棒を打ち込む補強が必須となります。

支柱の仕立て構造詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価合掌式(A字型)支柱交差角60〜70度、埋設深度30cm以上、耐風速約20m/s必要支柱本数:6〜10本、資材費:約1,500〜2,500円多収穫を目指す畑栽培の絶対基準。内側に入っての収穫・手入れ作業が極めて容易。直立式(スクリーン型)支柱径20mm推奨、控え支柱角度45度、専有畝幅約40cm必要支柱本数:3〜5本+斜め控え、資材費:約1,000〜1,800円狭小スペースに最適だが単体では風に弱い。筋交いやアンカーロープの補強が必須。あんどん型(円筒式)支柱3〜4本をリングで連結、高さ120〜150cm、ベランダ対応セット市販品:約800〜1,500円(100均なら330円で構築可能)プランター専用設計。らせん状につるを巻き付けるため収穫量は畑に劣るが手軽。
高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。