麻雀で東西南北ではなく「東南西北」と呼ぶ理由と席順の謎を徹底解明
麻雀牌の並び順が太陽の運行であることは理解できても、多くの人が次に混乱するのが「席順の配置」です。一般的な地図では、上が北、下が南、右が東、左が西になります。しかし、麻雀卓で東家(親)の視点に立つと、向かいが西、右側が南、左側が北となり、東西の方角が地図とは完全に逆転しています。
この謎を解く鍵が、古代中国の「天体図(天文図)」の視点です。地図は宇宙や上空から「地球を見下ろす(俯瞰)」視点で作られますが、天文学の星図や古代の儀式用方位盤は「地球から空を見上げる(仰望)」視点で描かれます。地面に仰向けになって空を見上げ、頭を北、足を南に向けた場合、右手側が「東」、左手側が「西」になります。
この天球の視点をそのまま卓上に投影した結果、東を基準に時計回りに方角を並べると、東→南→西→北という配置が成立します。そして、対局の進行(ツモの順番)は親から見て右隣の南家へと進むため、席順の担当位置自体は反時計回りに変化していくという構造が生まれました。