大学の除籍とは?中退との違いや学費未納・履歴書の影響をプロが徹底解説
除籍通知が届いたからといって、すべてが完全に終わったわけではありません。多くの大学では、所定の要件を満たすことで学籍を回復できる復籍(ふくせき)制度を設けています。
復籍とは、除籍理由となった事由を解消した上で願い出を行い、教授会の承認を経て「除籍処分を取り消し、元の在学生に戻る」手続きです。復籍が認められれば、除籍されていた期間も学年進行の計算に含まれ、休学や留年を挟まずに同期と同じタイミングで卒業できるケースすらあります。
【復籍を勝ち取るための3つの絶対条件】
- 未納学費の全額一括納付:滞納していた授業料に加え、大学が定める「復籍手数料(1万円〜3万円程度)」を即座に納付すること。
- 申請期限の厳守:除籍決定から「3か月以内」「半年以内」など、大学ごとに厳密な期限が定められています。これを1日でも過ぎると二度と復籍は認められません。
- 復籍願の提出と面談:保証人連署の書類提出とともに、学部長や指導教員との面談を経て、学業継続の意思が確認されます。
なお、復籍期限を完全に過ぎてしまった場合は、「再入学」という手続きになります。再入学試験(筆記・面接)を受験し直す必要があり、入学金を再度納めなければならないなど、金銭的・時間的負担は跳ね上がります。