山口美江の死因と孤独死の真相|51歳急逝と壮絶介護の果てに
山口美江さんが息を引き取ったのは2012年3月7日頃、発見されたのは翌3月8日の午前でした。場所は彼女が愛着を持って暮らしていた神奈川県横浜市中区内の自宅マンションです。数日前から連絡が取れなくなっていたことを心配した親族が、合鍵を使って室内に入ったところ、部屋の電話機の横で倒れている彼女を発見し、その場で死亡が確認されました。
警察による現場検証と検視が行われた結果、死因は「心不全」と断定されました。室内に荒らされた形跡はなく、争った跡や外傷、遺書なども一切見つからなかったことから、事件性や自殺の可能性は完全に排除され、急性疾患による病死として処理されています。発見時、部屋には彼女が我が子のように可愛がっていた愛犬たちが寄り添っていたと伝えられています。
51歳というあまりにも早すぎる訃報に対し、メディア各社は「元祖キャスターの孤独死」とセンセーショナルな見出しを掲げました。しかし、実際には部屋に引きこもって社会から隔絶されていたわけではなく、前日まで普通に日常生活を送り、近隣住民や知人とも会話を交わしていました。倒れていた場所が電話機のすぐ近くだったことから、「急激な体調の異変を感じ、誰かに助けを求めようと受話器に手を伸ばした瞬間に力尽きたのではないか」と推測されており、誰にも看取られる間もなく訪れた無念の急変劇であったことが窺えます。