ちびまる子ちゃん「たまちゃん」実在モデルの現在と父親の真相
ちびまる子ちゃんの劇中で、たまちゃん本人以上に強烈な個性を放つのが父親の「たまちゃんのお父さん(作中名:穂波真太郎)」です。「たまえ、いいぞ!」「パチリ!」と叫びながら、どんな場面でもシャッターチャンスを逃さない姿はおなじみですが、この「カメラ狂の父親」もほぼ100%実話に基づいています。
お父さんが首から下げている愛機は、ドイツの高級カメラメーカー「ライカ(Leica)」。昭和40年代から50年代当時、ライカは一般的なサラリーマンの月給数ヶ月分から場合によっては自動車1台分に匹敵する超高級品でした。この描写からネット上では「たまちゃんの実家は大富豪なのではないか」という豪邸・資産家説が根強く囁かれています。
関係者の回想録やエッセイの記述によると、お父さんの実際の職業は超富裕層の企業経営者というわけではなく、堅実な企業に勤める一般会社員でした。ただし、趣味に対する熱量が常軌を逸しており、給与や貯蓄の多くを惜しみなくカメラ機材や暗室作業、フィルム代に注ぎ込んでいたというのが実態です。家族旅行や日常の些細なひとコマを何千枚、何万枚とフィルムに焼き付けた情熱は、単なる道楽を超えた家族への深い愛情の証拠でもありました。