うつみ宮土理の現在|愛川欽也の遺志継ぐ劇場の今と激やせ真相
2015年4月、肺がんのため80歳で旅立った愛川欽也さん。芸能界きっての「おしどり夫婦」として知られた二人だけに、夫を見送った直後のうつみ宮土理の憔悴ぶりは凄まじいものでした。一時は自宅から一歩も外に出られず、食事も喉を通らない鬱状態に陥っていた事実が、のちの手記や特番インタビューで本人の口から生々しく語られています。
それから11年の月日が流れた2026年現在、彼女は完全に表現者としての前線へと返り咲いています。活動の中核を担うのは、2009年に夫妻が私財を投じて設立した小劇場「キンケロ・シアター」(東京都目黒区青葉台)です。劇場の館長業務のみならず、自らが主宰する朗読劇や主演舞台の企画、キャスティング、稽古に至るまで現場の最前線で采配を振るっています。
テレビ番組への単発出演時、とりわけ旧知の仲である黒柳徹子が司会を務める『徹子の部屋』へ出演した際に見せる歯切れの良いトークと愛嬌のある語り口は健在です。80代に入ってなお衰えない滑舌と姿勢の良さは、スタジオ関係者や長年の視聴者を驚かせました。「キンヤさんが空から見ているから、下を向いてちゃ叱られる」という彼女の言葉は、単なる強がりではなく、日々の実践に裏打ちされた覚悟の表れと言えます。