絵の具で銀色を作る黄金比率とは?金属光沢を再現するプロの調色術
ネット上の工作情報などで「白い絵の具に百均のラメパウダーを混ぜれば簡単に銀色になる」という記述を見かけることがありますが、ここには重大な落とし穴が存在します。
白い不透明絵の具(チタンホワイトなど)にラメを直接混ぜ合わせると、絵の具の顔料粒子がラメの表面を覆い隠してしまい、光の反射を遮断してしまいます。結果として、輝きが大幅に失われた濁ったパステルグレーになりがちです。
ラメパウダーを活かして銀色を作る場合は、絵の具に直接練り込むのではなく、「ベースとなるグレーを塗って乾燥させた後、透明なアクリルメディウムやクリアニスに溶かしたラメをトップコートとして重ねる」のが正しい手順です。層を分離させることで、粒子の反射性能を最大限に引き出すことができます。