Amazon誤配送で他人の荷物が!勝手に開封・処分は違法?最新の対処法

Amazon誤配送で他人の荷物が!勝手に開封・処分は違法?最新の対処法についての真相をご紹介します。

SNSや掲示板などで時折見かける「誤配送された荷物はそのまま自分のものにして良い」という言説は、完全な法的主張の誤りです。他人の荷物が手元に届いた際、勝手な行動を取ると複数の刑法犯罪に抵触する恐れがあります。

まず、他人の氏名宛ての荷物を故意に開けた場合、刑法第133条の「信書開封罪」(1年以下の懲役又は20万円以下の罰金)に問われる可能性があります。伝票や納品書、手紙など特定の個人に向けた信書が含まれる荷物を無断で開封する行為は明確に禁止されています。

さらに危険なのが、中身の商品を着服したり、不用品として勝手に捨てたりフリマアプリ等で売却する行為です。これは刑法第254条の「占有離脱物横領罪(遺失物等横領罪)」(1年以下の懲役又は10万円以下の罰金若しくは科料)に該当します。誤って届けられた荷物は、法律上「受取人の所有物」ではなく「他人の占有を離れた財物」として扱われるため、勝手な処分は違法と判断されます。

また、民法第703条に基づく「不当利得返還義務」も生じるため、本来の受取人やAmazonから商品の返還または相当額の損害賠償を請求される事態になりかねません。どのような理由であれ、「開けない・使わない・捨てない」を徹底してください。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。