人参の育て方完全攻略!発芽しない理由から甘く育てるプロの秘訣
Q1:プランター栽培で失敗しない深さはどのくらい必要ですか?
A1:五寸人参を育てる場合、最低でも土の深さが25〜30cm以上確保できる深型プランターが絶対条件です。標準的な人参の根は地中15〜20cmまで伸長し、その下にも細い給水根が伸びるため、浅いプランターでは底部に根端が当たって又根になったり、肥大が途中で止まってミニ人参化します。
Q2:発芽率を高めるために種を一晩水につける「芽出し」は有効ですか?
A2:通常種子(生種)であれば非常に有効です。種皮に含まれる発芽抑制物質を洗い流し、十分な吸水を行わせることで発芽速度が2〜3日早まります。ただし、着色コーティングされた「ペレット種子」の場合は水につけると外側の皮膜が溶けて播種作業が不能になるため、水に浸けずそのまま乾いた状態でまき、まいた後にたっぷりと灌水してください。
Q3:間引いた小さな人参(間引き菜)は食べられますか?
A3:非常に美味しく食べられます。本葉2〜3枚の初期の間引き菜はお浸しや味噌汁の具、本葉5〜6枚で小さなオレンジ色の根がついた間引き菜は、丸ごと天ぷらにするか、細かく刻んでちりめんじゃこと炒める「ふりかけ」にすると絶品です。自家栽培ならではの最大の特権と言えます。
Q4:葉ばかりが鬱蒼と茂って根が太らない原因は何ですか?
A4:典型的な「つるボケ(窒素過多)」または「日照不足」です。元肥に牛糞堆肥や油かす、窒素比率の高い化成肥料を過剰に投入すると、地上部の葉ばかりに栄養が回り、地下部の肥大同化作用が阻害されます。人参はリン酸とカリ分を重視し、元肥の窒素は控えめにするのがセオリーです。