GlobeのKeikoの現在2026|病気克服とラジオ復帰で見せた素顔
KEIKOを語る上で避けて通れないのが、2011年10月に発症したくも膜下出血と、その後の長い療養期間です。当時、自宅で突然倒れた彼女は5時間に及ぶ緊急手術を受け、一命を取り留めました。くも膜下出血は社会復帰率が決して高くない重篤な疾患であり、術後は高次脳機能障害や記憶の欠損が懸念されていました。
世間に大きな衝撃を与えたのが、2018年1月に元夫である小室哲哉氏が開いた記者会見でした。不倫疑惑報道を受けて行われた引退会見において、小室氏は「KEIKOは音楽への関心を失い、漢字ドリルをやっている」「大人の女性としてのコミュニケーションが難しい」といった趣旨の発言を展開し、世間には「KEIKOは重度の後遺症で寝たきり、あるいは幼児退行のような状態にある」という認識が急速に広まりました。
しかし、その直後に『週刊文春』をはじめとする報道機関がKEIKOの親族や知人に取材を重ねた結果、会見で語られた介護の実態とは大きくかけ離れた実情が浮かび上がりました。KEIKO本人は日常生活を自立して送ることができており、むしろ小室氏が療養中のKEIKOを大分の実家に預け切りにしていた事実などが次々と指摘されたのです。
そして2026年2月、双方は調停を経て正式に離婚。KEIKO側が発表した直筆コメントには、「病気の後遺症もなく、元気に穏やかな毎日を過ごしております」「新たな気持ちで一歩を踏み出したい」という前向きな言葉が綴られていました。この離婚こそが、彼女にとって他者のストーリーに縛られる生活からの脱却であり、真の意味での心身の回復を後押しする転機となったのです。