Stussyタグ年代判別術!黒タグ・紺タグの見極め方と2026年相場
「手元にあるSTUSSYは、果たして本物のヴィンテージなのだろうか」――古着愛好家や押し入れを整理していて偶然昔の服を見つけた人々から、いま最も多く寄せられる疑問がこれです。結論から言えば、その答えの9割は首元のブランドタグに集約されています。
ブランド創業者であるショーン・ステューシー(Shawn Stussy)がサーフボードにマーカーで走らせたシグネチャー、いわゆる「ショーンフォント」。1980年の創業当初、彼がプロモーション用にスクリーンプリントした数枚のTシャツから始まったブランドは、タグの仕様を時代ごとにマイナーチェンジしながら拡大していきました。このデザイン変遷の歴史を体系的に把握することこそが、オールドステューシー年代判別の第一歩です。
大きく区分すると、STUSSYのヴィンテージタグは以下のような時系列で推移しています。
まずブランド黎明期にあたる1980年代前半から後半を象徴するのが「黒タグ」です。黒地に白のショーンフォントが鎮座するこのタグは、オールドステューシーの代名詞としてコレクター垂涎の的となっています。続いて1980年代末から1990年代初頭に登場した「白タグ」、裏原宿ムーブメントと共鳴しストリートカルチャーの頂点を極めた1990年代中盤の「銀タグ(グレータグ)」、そして1990年代後半の「紺タグ(ネイビータグ)」へとバトンが渡されました。
2000年代以降は生産拠点がアメリカ国外へとシフトし、タグも多種多様なデザインへと枝分かれしていきました。つまり、「どの色のタグが縫い付けられているか」、そして「そこに何と刻印されているか」を見るだけで、その個体が歩んできた歴史的背景が手に取るように浮かび上がってくるのです。