黒柳徹子の父・黒柳守綱の正体!孤高の天才楽士が遺した感動秘話
黒柳家の家族構成を俯瞰すると、極めて文化度の高い、自由闊達な空気感が見て取れます。母はのちにNHK連続テレビ小説『チョッちゃん』のモデルにもなったエッセイストの黒柳朝(旧姓・門山)さん。守綱氏とは、彼の下宿先に朝さんが通っていた音楽学校の縁で知り合い、周囲の猛反対を押し切る大恋愛の末に結婚しました。
徹子さんの実家は、東京都世田谷区や目黒区洗足など、戦前当時としても瀟洒な住宅街に居を構えていました。きょうだい構成は以下の通りです。
- 父:黒柳守綱(ヴァイオリニスト)
- 母:黒柳朝(エッセイスト・声楽を学んだ才媛)
- 長女:黒柳徹子(トットちゃん、女優・司会者)
- 長男:黒柳明兒(めいじ・幼少期に夭折)
- 次女:黒柳真理(元バレリーナ・エッセイスト)
- 次男:黒柳紀明(ヴァイオリニスト・父の衣鉢を継ぐ)
- 三男:黒柳貴之
家庭内には常に大型犬や猫などの動物が溢れ、蓄音機からはクラシック音楽が鳴り響いていました。当時の一般的な日本家屋に見られた「父親絶対主義」の重苦しさは一切なく、母・朝さんの豪快で朗らかな愛情と、父・守綱氏の静かな包容力が同居する、昭和初期としては類を見ないほどリベラルな空間でした。この実家で過ごした日々こそが、枠にはまらない自由人・黒柳徹子の揺るぎない土台となったのです。