デパ地下風ブロッコリーとエビのサラダ!プロ直伝の黄金比と下処理術
仕上がりのクオリティを左右する最大の要因は、調理科学に基づいた食材の下準備です。プロの調理現場で徹底されている2大原則を押さえるだけで、料理の完成度は劇的に跳ね上がります。
まず不可欠なのが、エビの臭み取り 下処理のコツです。冷凍むきエビや生エビには、表面に酸化したドリップや微細な汚れが付着しています。これを水洗いだけで済ませると、加熱時に生臭さが凝縮してしまいます。
- エビの背ワタを竹串で丁寧に取り除く。
- ボウルにエビを入れ、片栗粉(小さじ2)、塩(小さじ1/2)、酒(大さじ1)を加えて手でしっかりと揉み込む。
- 汚れを吸着して黒ずんだ泡状の片栗粉を、冷水で濁りがなくなるまでしっかりと洗い流す。
- ペーパータオルでエビの表面の水分を徹底的に拭き取る。
この一手間により、加熱後のエビは臭みが完全に消え、驚くほどプリッとした弾力に仕上がります。茹でる際は、沸騰した湯に酒と塩少々を加え、加熱時間は1分30秒〜2分以内にとどめ、余熱で火を通すのが固くしない秘訣です。
次に、サラダ全体の致命傷になりがちな「水分の染み出し」を防ぐブロッコリーの茹で方 水っぽくならない方法です。一般的な「たっぷりの湯で茹でてザルにあげる」方法は、ブロッコリーの微細な蕾(花蕾)の中に大量の水分を抱え込ませてしまいます。
推奨されるのは、フライパンを用いた「少水量蒸し焼き法」です。小房に切り分けたブロッコリー1株に対し、水100ml、塩小さじ1/2、オリーブオイル小さじ1をフライパンに入れ、蓋をして中強火で2分30秒蒸し焼きにします。加熱後は決して冷水に浸けず、バットに広げて扇風機やうちわで一気に冷ます「おか上げ」を行うことで、色鮮やかさを保ちつつ蕾の水分を瞬時に蒸発させることができます。