毎日弾いても伸びない原因は?プロが明かすピアノ上達法と脱力の極意

毎日弾いても伸びない原因は?プロが明かすピアノ上達法と脱力の極意について押さえておきたい ポイントを分かりやすく解説いたします。

Q1:大人からピアノを始めても、本当に両手でスラスラ弾けるようになりますか?
A1:十分に可能です。大人は「楽譜の構造」や「リズムの規則性」を論理的に理解できる強みがあります。最初から両手で弾こうとせず、片手ずつの動きを無意識化してから「超低速」で両手を合わせる手順を徹底すれば、年齢に関係なく両手の独立動作は確実に定着します。

Q2:ハノンは毎日弾かないと上達しませんか?
A2:全曲を毎日弾く必要はまったくありません。1日に1〜2パターンを選び、ウォーミングアップとして手首の脱力や指の独立を確認するために5分程度活用するのが理想的です。無心で何時間も弾き続ける反復練習は、かえって悪い手癖を招く恐れがあります。

Q3:安価なキーボード(61鍵・光る鍵盤など)での練習は意味がありませんか?
A3:音符の並びやリズムを覚える初期段階のツールとしては役立ちますが、ピアノ演奏に必要な「指のタッチ感」「脱力による音色コントロール」「鍵盤の重さに対する指の支え」を養うことは困難です。本格的な上達を目指すのであれば、最低でも88鍵のハンマーアクション機構を備えた電子ピアノの導入を推奨します。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。