なぜ骨盤が下がるのか?トレンドレンブルグ歩行の真相と最新リハビリ法
Q1:自宅でできる簡単なセルフチェック方法はありますか?
A1:壁に手をつかずに鏡の前で片脚立ちを30秒間行ってみてください。上げた足側の骨盤が明らかに下へ傾く、あるいは姿勢を維持するために上半身を支えている足側へ大きく傾けないと立てない場合は、トレンドレンブルグ徴候またはデュシェンヌ現象が疑われます。
Q2:杖を使用する場合、なぜ痛い側(患側)ではなく反対側の手で持つのですか?
A2:反対側の手で杖を突くことで、体幹の重心位置を支え、股関節の外転筋(中殿筋)が担うべき回転力をテコの原理で効率的にアシストできるためです。患側と同じ手で持つと、中殿筋の負担を減らす効果が半減してしまいます。
Q3:トレンドレンブルグ歩行を放置すると他の関節にも悪影響が出ますか?
A3:確実に出現します。骨盤が傾いたまま歩き続けると、上半身のバランスを取るために腰椎が側弯し、慢性的な筋筋膜性腰痛や椎間板変性を引き起こします。また、支持脚側の膝関節に異常な回旋ストレスがかかり、変形性膝関節症の発症・進行リスクが高まります。