痛くないカラコンの外し方完全ガイド!爪が長い人の裏技や緊急対処法
ネット上の情報掲示板やSNSでは、外れないときの対処として「水道水で目を洗って浮かせる」「目薬を大量にさして強引に引っ張る」といった危険な自己流テクニックが拡散されることがあります。しかし、これらは眼科領域において最も忌避される危険行為です。
水道水には微小な微生物である「アカントアメーバ」が生息しており、レンズを装着したまま水道水を目に入れると、角膜の微小な傷からアメーバが侵入して重篤な角膜潰瘍を引き起こし、最悪の場合は失明に至るリスクがあります。また、水道水は浸透圧が生理食塩水と異なるため、ソフトレンズが水分を急激に吸収してさらに角膜へ硬直吸着してしまう現象を誘発します。
正しいカラコンが外れない時の対処法は、防腐剤フリーの人工涙液、あるいは必ず「コンタクトレンズ装着薬・対応目薬」を用いることです。ここでもコンタクト専用目薬の使い方には明確なプロのルールがあります。
点眼直後にすぐ指を伸ばすのは誤りです。点眼したら軽く目を閉じ、黒目を左右上下にゆっくり動かして、目薬の水分をレンズの内側(角膜との隙間)へじっくり浸透させるために1〜2分間静置します。レンズが自らの水分を取り戻し、まばたきをした際にスッと動く感覚を確認してから前述の基本ステップに移ることで、角膜への摩擦ダメージをほぼゼロに抑えられます。