なんJ高校野球の熱狂と議論の真相|伝説の名勝負から最新実態まで
近年の高校野球を語るうえで避けて通れないのが、圧倒的なタレント力と洗練された組織野球で君臨してきた大阪桐蔭高校に対するネットの視線です。大阪桐蔭なんJの反応は、過去10年あまりの間に大きな変遷を辿ってきました。
かつては全国から有力中学生を集めるスカウティング力に対して「チート軍団」「大人のチームが混ざっている」といった半ば呆れ混じりのヒール扱いが見受けられました。しかし、徹底したバント練習、状況に応じた進塁打、ランナーの隙を見逃さない走塁意識など、細部まで研ぎ澄まされた西谷浩一監督の指導方針が明らかになるにつれ、掲示板のトーンは「圧倒的な組織力への畏敬」へと変化していきました。
春の風物詩である選抜高校野球実況スレでは、試合開始と同時に1スレッド(1000レス)が数分で埋まる異例の速度が記録されます。センバツ高校野球最新ニュースが報じられるたび、強豪私学の仕上がり具合とともに、21世紀枠選出校のアップセット(番狂わせ)の可能性が緻密に予測されます。とくに新基準バット導入以降は、飛び抜けたスラッガーの力押しが通用しにくくなったため、東北や北信越、四国勢など、堅守巧走を掲げる地方校が大阪桐蔭などの巨人に土をつける展開が増加。実況板は「これぞトーナメントの醍醐味」と歓喜に包まれます。