おかっぱ芸人総まとめ!男女別一覧と髪型に隠された驚きの理由
おかっぱを語るうえで避けて通れないのが、バナナマン日村勇紀と蛍原徹のキャリアです。彼らが現在のスタイルに行き着いた背景には、綿密なプロデュースと芸人人生を懸けた決断がありました。
若手時代の日村勇紀は、決して最初からおかっぱだったわけではありません。当時の写真やテレビの回顧企画でも明かされている通り、20代前半はごく普通のセンター分けや短髪でした。転機となったのは、相方である設楽統の助言です。日村の顔の造形やリアクションの面白さを最大限に活かすため、「髪型を揃えてキノコのようにしたほうが、見た瞬間に日村だとわかる」と方向性を舵取りしました。現在では都内の決まったサロンでミリ単位のメンテナンスを欠かさず、湿気で崩れることすら計算に入れた「プロのおかっぱ」として完成されています。
対する蛍原徹のおかっぱは、まさに芸人としての意地が生んだ歴史そのものです。雨上がり決死隊として全国区へ駆け上がる過程で、相方の宮迫博之がスタイリッシュなツッコミとして前に出る一方、蛍原は自らを徹底して「三枚目」「ピエロ」に徹する覚悟を決めました。あえて野暮ったいおかっぱ頭をキープし続けたことで、どんなにいじられても成立する無敵のポジションを築き上げたのです。コンビ解散を経て単独でMCを担う現在では、以前のような極端なパッツンボブから、自然な毛流れを取り入れたナチュラルなマッシュボブやニュアンスパーマへとマイナーチェンジを遂げ、年齢相応の清潔感とトレードマークの両立を図っています。