『ワールドトリガー』ヒュースの正体と玉狛第2加入理由!強さの秘密を解明

『ワールドトリガー』ヒュースの正体と玉狛第2加入理由!強さの秘密を解明の要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。

捕虜となったヒュースが玉狛第2の4人目の隊員として登録された経緯は、少年漫画における「昨日の敵が今日の友になる」単純な友情劇とは一線を画す、極めてリアリズムに満ちた利害の一致(アライアンス)によるものでした。

ヒュースの唯一絶対の行動理念は「アフトクラトルへの帰還と主君の救出」です。玄界に留まる理由は一切なく、自力での星間渡航が不可能な以上、ボーダーが計画する近界遠征艇に乗り込むことだけが唯一の突破口でした。

一方、玉狛第2の隊長・三雲修は、B級上位戦を勝ち抜いて遠征選抜枠を勝ち取るために、空閑遊真と雨取千佳に並ぶ「決定力のある前衛」を喉から手が出るほど求めていました。修はヒュースの目的を逆手に取り、「遠征選抜試験に合格し、アフトクラトルへ連れて行く代わりに、遠征権獲得のための駒として力を貸せ」という極めて現実的な取引を提示します。

さらにボーダー上層部との折衝において、城戸正宗司令は「遠征先での案内役・水先案内人」としてのヒュースの利用価値を認め、玉狛支部が身元引受人となることを条件に編入を特例承認しました。敵対勢力の軍人を正規部隊に組み込むという前代未聞のオペレーションは、双方の合理的メリットが完全に合致したからこそ実現した戦略的決断です。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。