ピアスを夏に開けると化膿する?汗・海のリスクと医師が語る最新ケア
雑貨店や個人が市販のピアッサーを用いて他人に穴を開ける行為は、法的なグレーゾーンどころか明確な違反になり得る。厚生労働省の見解において、針等を用いて身体に穴を開けるピアッシングは医療行為と位置づけられており、無資格者による施術は医師法第17条に抵触する。
セルフピアッシングで最も恐ろしいのは、器具の不衛生や不適切な角度による軟骨損傷、そして徹底した感染症予防管理がなされない点だ。鏡を見ながら斜めに針が刺さってしまえば、ホールの完成が著しく遅れるだけでなく、局所の血流不全を招くこともある。
皮膚科や美容皮膚科といった医療機関では、滅菌された専用器具を用い、耳たぶの厚みや血管の走行を見極めた上で施術が行われる。万が一の腫れやアレルギー症状に対しても、医療用医薬品による即座のリカバリーが可能だ。安全をお金で買うという意識こそが、夏のトラブル回避における第一歩と言える。