プロ直伝の浴衣アイロン術!シワを消す温度設定と順番の完全ガイド
「花火大会の出発まであと30分しかないのに、裾や背中に目立つシワが見つかった」「宿泊先や出先でアイロン設備がない」という緊急事態でも、諦める必要はありません。身近な設備と物理現象を活用した、アイロン不要のシワ伸ばしテクニックが存在します。
対処法1:浴室スチーム蒸気浴(所要時間:15〜20分)
入浴後の蒸気が満ちた浴室内に、浴衣を着物ハンガー(なければ厚みのある洋服ハンガー)に掛けて吊るしておきます。浴室内の適度な湿度と温気によって繊維が緩み、自重で自然とシワが伸びていきます。放置しすぎると湿気過多になるため、15分経過したら風通しの良い室内に移動させ、扇風機やエアコンの風を当てて一気に乾燥させます。
対処法2:濡れタオル&ドライヤーの局所プレス(所要時間:5分)
座りジワや帯の下になる部分の深いシワには、固く絞った濡れタオルをシワの裏表から挟み込むように軽く叩いて微量の水分を与えます。その後、生地をピンと手で引っ張りながら、ドライヤーの温風を10〜15cm離して当て、最後に冷風で形状を固定します。
対処法3:市販のシワ取り消臭スプレーの適正使用
ポリエステル混紡や一般的な綿浴衣であれば、衣類用のシワ取りスプレーも有効です。ただし、正絹(シルク)混や特殊な染色加工が施された浴衣に使用すると変色・シミの原因になるため、必ず目立たない裾の内側でパッチテストを行ってから全体に使用してください。