フィギュア衣装のポロリ噂は本当?胸元・肌色インナーの真相と減点規則

フィギュア衣装のポロリ噂は本当?胸元・肌色インナーの真相と減点規則に関する基本知識を初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

フィギュアスケートのコスチュームにおいて、選手の胸元やボディラインを守る最大の防壁となっているのが「イリュージョンメッシュ(肌色パワーネット)」です。

この生地は、一般的なストッキングや下着とは比較にならない強度と伸縮性を誇ります。水着や競技用レオタードの技術を応用した高密度スパンデックス繊維で作られており、至近距離で見なければ布地が存在することに気づかないほど選手の肌トーンに合わせて染色されています。世界トップクラスのスケーターの場合、自身の肌色にミリ単位で色合わせを行ったオーダーメイド生地が採用されます。

さらに、胸元の構造には以下のような三重・四重の脱落・露出防止対策が組み込まれています。

・カップの一体縫い込み:インナーブラを着用するのではなく、衣装本体の内側にモールドカップが直接縫い付けられており、激しい回転でも位置がズレない設計。
・レオタード一体型構造:スカートや上身頃が単体で動かないよう、股下で固定するワンピースのボディスーツ形状を採用。
・シリコンストッパーとスキンボンド:激しいステップで胸元が開かないよう、衣装のフチ裏に滑り止めシリコンを配置し、本番直前には医療用皮膚用接着剤(スキンボンド)や強力両面テープで肌に直接圧着。

このような特殊構造により、激しい4回転ジャンプの着氷衝撃やアクロバティックなリフトの最中でも、中身が「ポロリ」と外に飛び出すことは構造上あり得ない仕組みが完成しています。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。