元祖バイリンガルキャスター山口美江の電撃引退と波乱の生涯の真相
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ニュースの現場で培った知性は、瞬く間にバラエティ番組や広告界からも引っ張りだことなった。特にフジテレビの看板番組『なるほど!ザ・ワールド』へのレギュラー出演は、彼女の知名度を国民的なものへと押し上げた。海外のカルチャーや異文化に精通した独自の視点と、ユーモアを交えた軽妙なトークは、老若男女問わず広く愛された。
さらに、彼女の存在を決定づけたのが大日本除虫菊(金鳥)のCM『タンスにゴン』である。「亭主元気で留守がいい」という流行語を生み出したこのCMで、コミカルでありながらどこかシュールな妻役を見事に演じ切り、お茶の間の爆発的な人気を獲得した。クールな報道キャスターというパブリックイメージを良い意味で裏切り、芸能界において唯一無二のポジションを確立した瞬間だった。