なぜ500Mlから600Mlへ?ペットボトル増量に隠された戦略
普段手に持っているだけでは気づきにくいですが、500mlと600mlのペットボトルには、設計上の緻密な寸法差が存在します。日常使いのバッグや車のドリンクホルダーへの収納性に直結するサイズ感を比較検証します。
【500mlと600mlペットボトルの寸法目安】
・標準的な500mlボトル:高さ 約205mm〜212mm / 胴径(直径) 約65mm〜68mm
・標準的な600mlボトル:高さ 約218mm〜228mm / 胴径(直径) 約68mm〜72mm
・大容量タイプ(650ml〜670ml):高さ 約225mm〜235mm / 胴径(直径) 約70mm〜74mm
容量が20%増えるにあたり、メーカー側は「高さを伸ばす」のか「太さ(胴径)を広げる」のかで工夫を凝らしています。高さを伸ばしすぎると女性用の小型バッグに入らなくなり、太くしすぎると片手で持ちにくくなるため、各社はボトルのくびれ形状(ウエストライン)を工夫し、持ちやすさと容量アップを両立するエルゴノミクスデザインを採用しています。ただし、車の純正カップホルダー(内径70mm前後の規格)には、一部の太身な600ml〜670mlボトルが底までしっかり収まらないケースもあるため注意が必要です。