兵庫県芦屋市は本当に住みやすい?豪邸街・六麓荘の驚愕ルールと治安の真相
芦屋が日本を代表する高級住宅街として君臨し続ける理由は、大正から昭和初期にかけて財界人や文化人が居を構えた阪神間モダニズムの歴史にあります。その頂点に位置するのが、六甲山麓の斜面に広がる六麓荘町です。
六麓荘町が他の住宅街と一線を画しているのは、敷地と景観を守るために設けられた極めて厳格な自治ルールです。同エリアでは町内会の建築協定によって「敷地面積は原則400平方メートル(約120坪)以上」「高さ10メートル以下・2階建てまで」「緑地面積の厳格な確保」などが定められており、マンションや商業施設、自動販売機の設置すら許されていません。さらに電柱を地中に埋設することで、広大な青空と美しい景観が維持されています。
市全体としても都市景観に対する意識は突出しており、芦屋市は1951年に制定された「芦屋国際文化住宅都市建設法」に基づき、パチンコ店やゲームセンターなどの風俗営業施設、大型屋外広告物の設置を条例で厳格に規制してきました。街の静穏さと品格を保つための妥協なき都市計画こそが、何世代にもわたって資産価値とブランド力を支えている要因です。