プロ直伝ブラシの正しい洗い方!ふわふわ復活術と危険なNg行為

プロ直伝ブラシの正しい洗い方!ふわふわ復活術と危険なNg行為にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

どれほど丁寧に洗っても、乾かし方を間違えればブラシは一瞬で廃棄処分コースへと転落します。現場取材で最も多く目撃される失敗が、「ペン立てやコップに毛先を上にして立てて乾かす」という行為です。

毛先を上にして立ててしまうと、毛に含まれた水分が重力によって金具(フェルール)の奥へと流れ落ちていきます。ブラシの毛束は内部で特殊な耐水性接着剤によって固定されていますが、溜まった水分によって接着剤が徐々に加水分解を起こして溶解し、使うたびに毛がごっそり抜け落ちる現象が発生します。さらに、密閉された金具の内部で乾燥が進まないまま放置されることで、わずか数日で黒カビが繁殖し、異臭を放つ温床となるのです。

このリスクを完全にゼロにする唯一の解決策が、「毛先を下にしたピンチハンガー吊るし干し」です。

洗濯用ピンチハンガーの洗濯バサミに、ブラシの柄(軸)を挟んで逆さに吊るすか、柄に輪ゴムを巻き付けてハンガーから下向きに吊り下げます。こうすることで、水分は毛先に向かって自然に滴り落ち、根元の接着部に一切滞留しません。干す場所は、直射日光が当たらない風通しの良い「日陰」が絶対条件です。紫外線は毛の繊維を硬化させ、パサつきの原因になるため注意してください。完全に芯まで乾くには、季節や湿度にもよりますが丸1日〜2日(24〜48時間)を要します。「生乾きのままポーチにしまうこと」だけは絶対に避けてください。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。