丸の内クリスマスマーケット激変の現場、熱狂と噂の真相を徹底追跡
平日の午後5時、丸の内仲通りはすでに多くの人で埋め尽くされていた。オフィス街の無機質なガラスファサードに、暖色系のイルミネーションが反射して幻想的なコントラストを描き出す。本場ヨーロッパから直輸入された木製のオーナメントを手にとって品定めするカップル、仕事帰りに同僚とホットワインで乾杯するビジネスパーソン。そこには日常と非日常が交差する独特の熱狂がある。
「去年よりも通路が広く取られていて歩きやすい」と語るのは、都内在住の30代女性だ。一方で、夕方以降の人気ブース前には長蛇の列ができ、冷たい風のなかで30分以上待機する人々の姿も見受けられた。名物のシュトーレンや限定マグカップを買い求める人々の熱量は高く、販売開始から数時間で完売するアイテムも続出している。