皇位継承で揺れる旧宮家の現在!知られざる末裔たちの肉声と実態
時計の針を1947年(昭和22年)10月まで巻き戻す。GHQの占領政策と経済的困窮を背景に、11宮家51名の皇族が一斉に身位を失う「皇籍離脱」が断行された。終戦直後に首相を務めた東久邇宮稔彦王や、戦前の海軍軍令部総長として君臨した伏見宮博恭王の流れを汲む名門が、突如として税負担と生活苦に直面した瞬間である。
日本近現代史の転換点とも言えるこの日を境に、邸宅の売却、慣れない事業への投資失敗、詐欺被害など、過酷な現実に呑み込まれた旧皇族は少なくない。皇族費という後ろ盾を失った彼らは、自らの手で生計を立てる道を模索せざるを得なかった。かつての特権階級が市井の民へと転換していくプロセスは、美談ばかりではない生々しい生活闘争の連続だった。