精米と無洗米の決定的な違いとは?味や栄養価・コスパを検証
精米と無洗米の根本的な違いは、白米の表面に残る粘着性の高い皮膜「肌糠(はだぬか)」が取り除かれているかどうかにあります。一般的な普通精米は、玄米から外側の果皮や種皮を削り取った状態ですが、表面にはまだ微細な肌糠が残着しています。これを水で洗い流す作業が「米研ぎ」です。
これに対し、無洗米は工場出荷の段階で肌糠を極限まで除去しています。その代表的なアプローチが以下の高度な技術です。
・BG精米製法:粘着性の強い肌糠そのものを利用して吸着・除去する製法(薬剤不使用で環境負荷が低い)
・タピオカ法:タピオカ澱粉などの天然素材を使って肌糠を吸着させる製法
・水洗い乾燥法:短時間で水洗いし、急速乾燥させる製法
・ブラシ研磨法:特殊なブラシや研磨材を用いて物理的に研ぎ落とす製法
これらの技術によって、家庭で水洗いすることなく、水を注ぐだけで即座に炊飯できる状態が実現されています。