矢吹丈は死亡したのか?あしたのジョー最終回「真っ白な灰」の衝撃真相
ジョーが命の炎を限界まで燃やし続けなければならなかった背景には、拳を交えたライバルたちの存在がありました。
最大の宿敵であった力石徹の死の影響は甚大でした。過酷な減量の末に命を落とした力石の死は、ジョーの心に深い傷を残し、一時は相手のテンプルを殴れなくなるほどのトラウマを生み出します。ジョーは「力石の命を奪った自分が、中途半端なボクシングをしてリングを降りることは絶対に許されない」という強烈な十字架を背負うことになります。
さらに、無冠の帝王と呼ばれた親友カルロス・リベラが廃人同然となった出来事が決定打となりました。ホセの放った凶弾のようなパンチによってボクサー生命を奪われ、ボタンを留めることすら覚束なくなったカルロスの無念。ジョーはリングを去っていった者たちの魂を一身に背負い、自らもまた後戻りのできない破滅への道を突き進んでいきました。