坂本冬美『ブッダのように私は死んだ』歌詞の真相と制作秘話
本作が誕生した背景には、坂本冬美の長年の情熱と、それに応えた桑田佳祐の作家魂がありました。楽曲提供の経緯は、坂本が桑田に宛てて綴った直筆の手紙からスタートしています。
以前からサザンオールスターズおよび桑田佳祐の熱烈なファンであった坂本冬美は、キャリアの円熟期を迎える中で「桑田さんの作った歌を歌いたい」という長年の夢を叶えるべく、手紙を通じて熱い想いを直訴しました。手紙を受け取った桑田は、坂本冬美という希代の表現者のためにどのような世界を用意すべきかを深く熟考。「坂本冬美にサスペンス劇場を演じさせたら面白いのではないか」という着想から、詞・曲・世界観のすべてを書き下ろしました。
レコーディング現場では桑田自らが細やかな歌唱指導を行い、坂本の持つ演歌の節回しを活かしつつ、ロックや歌謡曲のエッセンスを限界まで引き出すディレクションが行われたという制作秘話と真相が明かされています。