テニミュ四天宝寺歴代の魅力と現在|1Stから4Thの軌跡を徹底解剖
ミュージカル『テニスの王子様』の歴史を語る上で外せないのが、1stシーズン「The Treasure Match 四天宝寺 feat. 氷帝」で導入されたA公演・B公演(ダブルキャスト制)です。青学(せいがく)5代目の本公演において、対戦校である四天宝寺の全メンバーを2チームに分け、交互および混合で上演するという前代未聞の試みは、ファンの熱狂を何倍にも増幅させました。
ダンス巧者が揃いスタイリッシュで華やかなAキャストに対し、泥臭いまでの熱量と強烈なキャラクター再現度を誇ったBキャスト。バックステージ映像や当時の取材手記によると、互いに強烈なライバル意識を抱きながらも、毎日の稽古で「自分たちの四天宝寺」を突き詰める切磋琢磨が繰り広げられていました。この競い合いが作品全体の熱量を極限まで引き上げたのです。
また、四天宝寺を語る上で欠かせないのが、一度聴いたら耳から離れない楽曲の数々です。
- 「勝ったもん勝ちや」:四天宝寺の哲学を象徴するアンセム。関西弁の陽気なリズムの裏に潜む、勝負に対するシビアな執念が観客を圧倒します。
- 「エクスタシー」:白石蔵ノ介の代名詞。無駄のない「バイブルテニス」の完璧さと妖艶さを表現し、歴代の白石俳優が独自の解釈で魅了してきたキラーチューンです。
- 「うちらのハートはパーカッション」:金色小春と一氏ユウジのお笑いダブルスによるコミカルソング。卓越したエンターテインメント性で客席全体を巻き込みます。
- 「譲れないプライド」「死ぬ気でバーニング」など:個々の対戦カードごとに用意されたナンバーは、ドリライ(ドリームライブ)の巨大アリーナでも地響きのような大歓声を生み出しました。