アルファードとヴェルファイアの違い徹底比較!走りと価格の差を解説
パワートレインのラインナップを確認すると、両車の明確な思想の違いが浮き彫りになります。アルファードが実用性とコストパフォーマンスに優れた2.5L自然吸気(NA)ガソリンエンジン(2AR-FE)をエントリーに据えているのに対し、ヴェルファイアはその設定を全廃。代わりにクラウンなどにも採用される2.4Lデュアルブースト直噴ターボエンジン(T24A-FTS)を専用投入しました。
最高出力279PS、最大トルク430N・mを誇るこのターボエンジンに、ダイレクト感のあるDirect Shift-8ATが組み合わされたヴェルファイアの加速感は、車両重量2トンを超える巨体であることを完全に忘れさせます。低回転域から湧き上がる分厚いトルクは、高速道路の合流や追い越し車線において圧倒的なアドバンテージを発揮します。
さらに注目すべきは、ヴェルファイアのみに標準装備されたボディ剛性 パフォーマンスダンパーとラジエーターサポートブレースの存在です。フロントサスペンションタワー間に配置されたヤマハ製パフォーマンスダンパーが、走行中の微小な車体変形と不快な振動を瞬時に吸収。ボディ剛性を構造レベルで引き上げることで、ステアリングを切った瞬間の初期応答性が格段に向上しています。
一方で、アルファード ヴェルファイア 乗り心地 違いにおいては、評価軸が大きく分かれます。アルファードの足回りは、微小ストロークからしなやかに動く専用サスペンションセッティングとなっており、路面の凹凸を包み込むようなフラットライド感と極上の静粛性を実現しています。対するヴェルファイアは、引き締まったダンピング特性によりコーナリング時のロールが大幅に抑制されており、ドライバーズカーとしての操縦性を重視した仕上がりです。