「蝉の声が聞こえない」違和感の正体!猛暑の異変と難聴のサイン

「蝉の声が聞こえない」違和感の正体!猛暑の異変と難聴のサインの全体像を詳しく解説してご紹介します。

周囲の人にははっきりと聞こえている蝉の声が自分だけに届かない場合、疑うべきは加齢性難聴や高音域難聴の初期症状です。

聴力の低下というと、「人の話し声が全体的に聞き取りにくくなる」状態を想像しがちですが、実際にはそうではありません。加齢に伴う聴力低下は、耳の奥にある蝸牛(かぎゅう)の有毛細胞のうち、高い音を感じ取る入り口付近の細胞から徐々に傷ついていくため、自覚のないまま高音域だけがすっぽり抜け落ちるという特徴を持っています。

「セミの声が聞こえなくなった年齢」を振り返る調査などでは、早い人で40代後半、一般的には50代から60代にかけて違和感を覚える人が急増します。会話で使われる周波数は主に500〜2,000Hz程度であるため、日常生活の会話にはほとんど不自由を感じません。その結果、「テレビの音量は普通だし、人の声も聞こえるから耳は悪くない」と思い込んでしまい、蝉の声が聞こえない違和感を放置してしまう落とし穴が存在します。

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。