世界を魅了したタツノコプロ創業者・吉田竜夫の知られざる創作秘話
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1962年のタツノコプロ設立は、日本のアニメ界におけるひとつの革命だった。長男である吉田竜夫の卓越した画力とカリスマ性を中心に、実弟である吉田健二が盤石な経営手腕を発揮し、末弟の九里一平が独創的な演出とデザインで支える。この「吉田三兄弟」による鉄の結束こそが、黎明期のスタジオを牽引する強靭なエンジンとなった。
記念すべきスタジオ第1作となった『宇宙のエース』から、その特異な才能は遺憾なく発揮されていた。手塚治虫が切り拓いたリミテッドアニメーションの手法とは一線を画し、彼らが目指したのはアメコミのようなグラマラスな立体感と、映画的なカメラワークだった。絵画としての完成度を極限まで高めるアプローチは、当時の業界関係者に大きな衝撃を与えた。