日本電気硝子はなぜやばい?年収・業績推移と全固体電池の将来性を徹底検証
日本電気硝子が「やばい」と噂される最大の要因は、過去数年で断行されたディスプレイ事業の徹底的な構造改革と、それに伴う損益の乱高下にあります。
同社は長年、テレビやスマートフォンに使われるフラットパネルディスプレイ(FPD)用基板ガラスを主軸に高収益を誇ってきました。しかし、中国メーカーの急激な増産によるガラス価格の下落、さらに韓国パネルメーカーの液晶撤退やパネル生産調整が直撃。生産能力の過剰が顕著となり、韓国連結子会社の解散や国内生産ラインの集約など、痛みを伴う事業整理を余儀なくされました。この構造改革費用や固定資産の減損損失を計上した決算が「巨額赤字転落」として報道されたことで、経営不安の噂が一気に拡散した経緯があります。
しかし、決算短信や有価証券報告書の数値を冷静に追うと、事態は単なる衰退とは異なる様相を見せています。会社側は不採算拠点の整理を前倒しで完了させ、固定費を大幅に圧縮。市況の激変に耐えうる筋肉質な収益構造への転換を急ぎました。
さらに、株式市場を驚かせたのが株主還元方針の大幅な強化です。業績のボラティリティに関わらず安定した配当を行うため、DOE(株主持分配当率)を意識した還元基準を明確化し、高水準な配当利回りを維持。この結果、「業績悪化でやばい」という懸念と、「高配当・大盤振る舞いで利回りがやばい」という投資家側の好意的な驚きが入り交じり、検索エンジン上で話題が増幅し続けています。