返信用封筒の正しい書き方とマナー完全解説!行の消し方から最新切手代まで
インターネット上のマナー解説の中には、過剰なルールや誤った俗説が広まっている例が見受けられます。代表的な盲点と誤解を是正します。
誤解1:「行」を消す線は赤ペンを使うべき?
一部の不正確な情報サイトで「おめでたい意味を込めて赤線で消す」といった記述が見られますが、これは完全な誤りです。事務書類や返信用封筒の修正は「黒のボールペン」が絶対の基本です。赤色の筆記具は修正指示や警告を連想させるため、ビジネス書類の修正に使用するのはマナー違反とみなされます。
誤解2:二重線ではなく「寿」の文字で消す?
結婚式の招待状の返信においては、「行」の上に「寿」の文字を重ねて消す「寿消し」と呼ばれる伝統的な作法が存在します。しかし、これはあくまで冠婚葬祭(慶事)に限定されたプライベートマナーです。就職活動やビジネスのやり取りで「寿消し」を用いると、TPOを弁えていないと判断されます。ビジネスシーンでは必ず定規を用いた二重線で消去してください。
誤解3:返信用封筒の宛名がすでに「様」になっていた場合の処理
差出側の手違いやシステムの自動印字によって、返信用封筒の宛名に最初から「様」や「御中」が印刷されているケースがあります。この場合、受け取った側がわざわざ二重線を引いて直す必要はありません。そのまま使用して投函しても失礼には当たりません。