【2026年速報】三国花火大会が突如の中止へ…水中に消えた夏、警備費高騰と海岸安全問題が浮き彫りにした地方花火の限界
三国花火大会の最大の目玉といえば、船上から海中へ直接花火玉を投げ込み、海面で直径数百メートルもの半円を描いて炸裂する「水中花火」だ。しかし、この名物企画こそが今回、安全上の最大の懸念材料となった。
近年、三国サンセットビーチ周辺では冬季の強風と波浪による海岸線の後退が進んでいた。今年春の精密測量により、観覧エリアと水際との距離が危険水域まで縮小していることが判明。潮位によっては波が観覧席近くまで押し寄せる危険性が指摘されたのだ。
加えて、花火玉を投じる専用の小型船や打ち上げ用台船の確保コストが例年の2倍以上に跳ね上がっていたことも追い打ちをかけた。海上の安全基準厳格化により、船員の増員や特殊救命設備の搭載が義務付けられ、現場のやり繰りはすでに限界を迎えていた。