警察の捜査一課とはどんな組織?花形刑事の激務実態と年収・出世ルート
命の危険と隣り合わせで激務をこなす刑事たちの待遇はどうなっているのでしょうか。捜査一課の刑事の年収は、地方公務員(公安職)の給料表をベースに算定されます。
一般的な行政職の公務員と比べて、警察官の給与水準はもともと約1割から2割程度高く設定されています。年齢別の平均年収の目安は次の通りです。
- 20代後半(巡査長〜巡査部長):年収 約500万〜650万円
- 30代(巡査部長〜警部補):年収 約650万〜800万円
- 40代〜50代(警部〜管理職):年収 約850万〜1,000万円以上
捜査一課員の場合、基本給に加えて「特殊勤務手当(死体取扱手当、潜入捜査手当、犯罪捜査手当など)」や、長時間に及ぶ捜査に対する「時間外勤務手当(超過勤務手当)」が加算されます。重大事件が重なると残業代が大きく跳ね上がるため、同世代の一般公務員よりも手取り額は多くなる傾向にあります。
ただし、深夜早朝を問わない呼び出しや休日返上の過酷さを考慮すると、「決して割に合う金額ではない」と語る現場の警察官も少なくありません。高い給与以上に、「自らの手で悪を裁き、被害者の無念を晴らす」という強い正義感と使命感が彼らを突き動かしています。