【2026年現地ルポ】全国の自治体が視察に殺到する「明石の奇跡」——市民の滞在時間が5倍になった知られざる図書館革命
日が落ちると、館内の雰囲気は一変する。閉館時間を遅めに設定した夜間運用により、仕事帰りの会社員やフリーランスが続々と集まってくる。単なる自習室にとどまらず、社会人のリスキリングや資格取得を後押しするビジネス支援コーナーが充実しているのが特徴だ。
週末の夜には、地元の専門家や起業家を招いた小規模なセミナー「ナイトサロン」が頻繁に開催されている。参加者同士のネットワーキングも盛んで、ここから新しいローカルビジネスや地域活動のプロジェクトが次々と生まれているという。公共施設がビジネスコミュニティの発信基地として機能している点も実に興味深い。