ロッテは日本企業か韓国企業か?複雑な資本関係と創業の真相を追う
「ロッテは日本企業なのか、それとも韓国企業なのか」という問いに対する法的な回答は、「日本で設立された日本企業でありながら、実質的な経済基盤の主軸は韓国にある日韓多国籍コングロマリット」となります。この二面性こそが、多くの消費者を混乱させる最大の要因です。
日本の会社法上の登記や税法上の扱いを見ると、持株会社である株式会社ロッテホールディングスの本社所在地は東京都新宿区西新宿にあります。日本国内で流通する菓子の製造・販売を手がける中核会社「株式会社ロッテ」も日本法人であり、日本国内で法人税を納付している正真正銘の日本企業です。
しかし、グループ全体の連結決算や企業グループとしての実態に目を向けると、様相は一変します。韓国市場におけるロッテは、重化学工業、流通、建設、ホテル、金融まで手掛ける韓国有数の「5大財閥(チェボル)」の一角として君臨しています。事業規模や従業員数、グループ全体の資産価値で見れば、韓国側の規模が日本側を何十倍も凌駕しているのが偽らざる現実です。