ニットの穴あき補修テク徹底解剖!縫わない裏ワザからプロのかけはぎまで

ニットの穴あき補修テク徹底解剖!縫わない裏ワザからプロのかけはぎまでを徹底追究! 読者が気になる 重要ポイントを分かりやすく展開します。

縫う方法と縫わない方法を含め、ニットの穴を簡単かつ自分で直す方法には明確なセオリーが存在します。道具の選び方ひとつで、補修後の目立ちにくさは段違いに変わります。

まず、糸が飛び出ているだけの「ほつれ」段階であれば、針金状の特殊な工具であるニット用ほつれ補修針の使い方をマスターするのが最も安全です。先端がザラザラとしたヤスリ状になっており、引っ掛けた糸の根元に表から刺して裏側へ引き抜くだけで、繊維を切ることなく綺麗に裏側へ収納できます。糸を切ってしまうと一気に編み目がほどけて穴へ発展するため、絶対にハサミを入れてはいけません。

一方、すでに編み糸が切れて穴が開いている場合、仕上がりを左右するのは「ゲージ(編み目の密度)」の差です。

ざっくり編まれたローゲージニットであれば、裏側から同系色の細い毛糸や刺繍糸を使い、ほどけたループ同士をくぐらせて引き締めるだけでほぼ見分けがつかなくなります。対して難易度が跳ね上がるのが、ユニクロのエクストラファインメリノなどに代表される薄手のハイゲージニットです。

ハイゲージニットの穴補修のコツは、毛糸を使わない点にあります。市販の毛糸では太すぎて継ぎ目がダマになり、かえって穴のあった場所を強調してしまいます。ここでは「細番手のポリエステル手縫い糸(60番〜90番)」または「ストッキングを細く裂いた繊維」を使い、裏側からほどけたループを1目ずつ慎重に拾い上げて最小限の力で結び留めるのが、表に響かせない最大の秘訣です。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。