最高峰の音響と酒に酔う。大人が通い詰めるミュージックバーの引力
こうしたリスニングバーの洗練は、飲食業界や都市開発の視点からも熱い視線を集めている。音楽プロデューサーの小林武史がプロデュースに関わったハイエンドなミュージックバーをはじめ、近年では食・アート・極上のサウンドを高度に融合させた複合型スペースが次々と誕生している。
単に酒を消費するだけの場から、質の高い文化体験を享受するサードプレイスへ。インバウンド観光の文脈でも、夜間の文化的アクティビティを充実させるナイトタイムエコノミーの牽引役としてミュージックバーへの期待は大きい。深夜でも安全に、かつ世界最高峰のカルチャーを体験できる場所として、都市の夜の価値そのものを塗り替えつつある。