10年国債利回り上昇で生活激変?金利ある世界で勝つ家計防衛策

10年国債利回り上昇で生活激変?金利ある世界で勝つ家計防衛策とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

金利上昇の影響を最も早く、かつ重く受けるのが住宅ローン市場です。金融機関が設定する「10年固定」や「全期間固定(フラット35など)」の適用金利は、主に10年国債利回りを基準に決定されるため、10年国債住宅ローン影響はすでに表面化しています。

一方で、多くの借入者が利用している変動金利は、日銀の政策金利に連動する短期プライムレートを基準としています。そのため、長期金利が先行して急上昇した場合でも、変動金利の上昇ペースとは時間差が生じます。ここで求められるのは、固定金利変動金利比較を冷徹に行う視点です。すでに金利上昇局面に入っている現状では、「目先の返済額の安さだけで変動金利を選ぶリスク」と「固定金利で将来の返済額を確定させる安心料のコスト」を天秤にかける必要があります。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。